Royal Space Force: The Wings of Honnêamise (English Wikipedia)

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  • 「ところで、小倉さんは本当に数多くの作品を手がけられておられますが、ご自身のキャリアを振り返って、一番に挙げるとしたらどの作品になりますか?」「やっぱり『王立宇宙軍 オネアミスの翼』ですね。最初に美術監督をした作品ということもあるけど。。。」SU Planning Co., Ltd. 2012c SU Planning Co., Ltd. (October 13, 2012c). "Chibi neko Tomu no sekai—bijutsu kantoku Ogura Hiromasa-san: Part-3 [Tom's World—Art Director Hiromasa Ogura: Part 3]". Tokyo: SU Planning Co., Ltd. Retrieved February 23, 2021.
  • 「1977年、小林プロダクションに入社。。。『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)。。。などの劇場用作品で背景を担当。1983年に小林プロダクションを退社し、同僚だった大野広司、水谷利春とともにスタジオ風雅を設立。。。」「『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の話は、浅利さんから電話があったんですよ。美術監督を探していると。それで、面白そうなので話を聞こうということになって。岡田(斗司夫)さんとかプロデューサーの井上(博明)さんとかが風雅に来て、こういうのを作ろうとしてるんですけど―っていう話になって、それで受けることになったんです。。。DAICON は以前に会社で見てて、“これを素人が作れるんだ、すごいな”とは思ってたんだけど、この人たちがそうだったんだっていうのは、後で知ったんですよ。」SU Planning Co., Ltd. 2012a SU Planning Co., Ltd. (October 13, 2012a). "Chibi neko Tomu no sekai—bijutsu kantoku Ogura Hiromasa-san: Part-1 [Tom's World—Art Director Hiromasa Ogura: Part 1]". Tokyo: SU Planning Co., Ltd. Retrieved February 23, 2021.

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  • Takekuma 1998, p. 176 Takekuma, Kentaro (March 1998). "Gainax Fūunroku Yamaga Hiroyuki Intabyū [Gainax: The Turbulent Times—Hiroyuki Yamaga Interview]". Quick Japan. Vol. 18. Tokyo: Ohta Publishing. 
  • Matsuyama 1996, p. 94 Matsuyama, Shinya, ed. (October 1996). "Anno Hideaki Intabyuu: 'Shinseiki Evangelion' [Hideaki Anno Interview: Neon Genesis Evangelion]". Studio Voice. No. 250. Tokyo: Infas Publications.
  • 「ちょうどその時期に『特撮大会』というイベントの第2回が、 杉並公会堂で開催されていたんですけど、会場ではゼネプロさんもブースを構えてガレージキットを販売していらっしゃった。そこで売られている商品を見て「なるほどこういうものか」と勉強しましたよ。その場でゼネプロにいた岡田さんや、武田さんに出会ったんです。。。あれは'82年かな。」Hotta 2005b, p. 423 Hotta, Junji [in Japanese] (2005b) [interview conducted in February 2004]. "Shigeru Watanabe". Gainax Interviews. Tokyo: Kodansha. ISBN 4-06-364643-2.
  • 「でね、その頃、岡田さんがションボリしていると。ゼネプロの経営自体は、実務を武田さんがやってて順調なんですがね。まあ岡田さんとしては、事業が軌道に乗っちゃったら、自分はすることがないみたい な感じで。。。それで僕は、日々思うこととして、とにかく貞本と前田は、これは大天才だと。庵野ももちろん天才だし、赤井も天才だと。天才っていうのはーつの集団に一人いりゃあ、めっけもんだけど、うち、四人も天才、手に入れてるんですよと。これで行動を起こさないっていうのはバカじゃないですかっていう話をね、一席ぶったわけですよ。 とにかくなんとかすべきだと。僕たちはこれまで学生の身分でありながら、中退したり、就職浪人したり、学生にとってはすごい犠牲を払いながら、自主製作映画を作り続けて来たと。それでこの犠牲がどこかで報われないのか、みたいな願望というのが、みんなの中にもずっとあるわけですね。」Takekuma 1998, p. 169 Takekuma, Kentaro (March 1998). "Gainax Fūunroku Yamaga Hiroyuki Intabyū [Gainax: The Turbulent Times—Hiroyuki Yamaga Interview]". Quick Japan. Vol. 18. Tokyo: Ohta Publishing. 
  • Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「プロデューサー 岡田斗司夫」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「本作品の企画意図 ──共同幻想を喪失した時代の新しい波──」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「現在のアニメーション文化を特に『ヤング』と呼ばれる若者の視点で見ると、いくつかの切り口が見つかります。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「このように最近のアニメは 『かわいい女の子』と『かっこよくリアルっぽいメカ』。。。それは現在のネクラといわれるアニメ•ファンの嗜好をそのまま反映しているからです。。。見る方はそれを一度見ただけで次の、より刺激の強い作品を求めるという袋小路に追い込まれる一方なのです。。。今こそ方向転換の時期です。では、この袋小路を打ち破る、あたらしいアニメとはどんなものでしょうか?」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「高度に情報化された現代社会においては、どんなセンセーショナルな作品も感動を呼ぶことはむずかしく、すぐに色褪せてしまいます。しかも、皮相な情報の氾濫により、安心できる価値感や夢が打ち壊されてしまっており、特に若者は欲求不満と不安のただなかにいます。『大人になりたくない』というピーターパン•シンドロームも、そこから発生しているといえましょう。。。そこで現在のアニメファンの心理をもう一度振り返って考えてみてください。彼等は社会との接触を持ち、その中でうまくやっていきたいにもかかわらず不幸にもその能力を持たないため、 代償行為としてメカや女の子に興味を走らせていたわけです。 が、当然それらが現実のものではない、すなわち自分との関わり合いが無いものであるため、 より刺激的なものを性急に求めすぐ欲求不満を起こしてしまいます。。。そんな中で彼等が根本的に求めているのは、現実とうまく楽しくやっていく事、と言えるでしょう。そこで我々は身近な社会を再認識し『現実もまだまだ捨てたものじゃない』と考えられるような作品を提示しようと思います。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • Morikawa 2004, p. 22 Morikawa, Kaichiro [in Japanese], ed. (2004). OTAKU: persona = space = city (Trilingual text in English, Italian, and Japanese). Tokyo: The Japan Foundation. ISBN 4-344-00897-9.
  • 「アニメ•ファンに現実を再確認させる作品」Studio Hard 1987, p. 49 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「そこで彼等はその捌け口を自分を束縛する直接的な 『現実 』── つまり、あるがままの周囲の世界──にではなく、テレビや新聞、映画といった間接的、情報的な世界に目を向けることに見出しているのです。。。そして、その若者の典型例といえるのが、アニメ•ファン達なのです。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「『情報過多』といわれる現代社会。若者に限らず誰もが『シラけて』います。。。が、人間というのは決して一人で生きていたいわけではなく、 外との接触で精神的なバランスを保つものなのです。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「だからこそアニメ•ファンのなかには、或る面で最も現代の政治や社会を象徴する。。。や直接的な欲求を最も現実と切り離した状態として提示する」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「まず、すでにブー厶というよリは慢性化の感すらある『ロリコン• ブーム』。ロリコン化の波はアニメ•ファンの同人誌から始まリ、プラモ•ファン、マンガ•ファンをも巻き込み、いまや『ロリコン•アニメ』なる代物まであらわれるしまつです。。。この方式だと、女の子はよリロリコン風にかわいく。。。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「もちろんこれは今まで作られてきた、現実には極力抵抗しない『かっこいい』絵空事のアニメとは正反対のものです。。。この地球には、この世界には、まだまだ価値あることや意味あることが存在する、と宣言するような作品こそ、今、もっとも望まれるのではないでしょうか。」Studio Hard 1987, p. 48 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「世界設定には細心の注意必要です。この世界は全くの異世界であると同時に、現実そのものであらねばならないからです。なぜなら、現実を再認識させるためとはいえ、全く現実の通りの世界でストーリーを進めても、その現実というもの自体が彼等にとっては手垢がついた、魅力の無い世界と感しられるからです。それより、この作品の世界を全くの異世界として設定してしまい、まるで外国映画であるかのようにふるまった方が観客の注意をそちらに引きつけられるわけですし、その引きつける対象がメカや女の子でなく、ごく普通の風俗やファッシヨン(普通といっても考えぬかれた異世界ですから、充分興味深く、面白いわけです)であるのならば、企画意図はほば、達成したといえるのではないでしょうか。つまり、その手法をとれば『現実とは自分が今、思っているよりずっと面白い』という事が表現できるのではないでしょうか。」Studio Hard 1987, p. 49 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「普通どんな企画書も(特にアニメの場合)、作品本編のタタキ台程度の扱いしかされない。。。あえて割愛させていただいた。唯一あるとすれば、主人公とヒロインに名前がないということくらいか。」Studio Hard 1987, p. 49 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • Watanabe 1990, p. 22 Watanabe, Shigeru [in Japanese], ed. (1990). Ōritsu Uchūgun Oneamisu no Tsubasa Memorial Box (A Wing of Honnëamise Royal Space Force Data File [liner notes]) (LaserDisc). Tokyo: Bandai Visual.
  • 「それが完成したのが'85年。そしてパイロットフィルムを社内はもちろん、いろんなところに見せてまわった。押井さんにも見せましたし。。。宮崎駿さんのところにも見せに行きました。」Hotta 2005b, p. 426 Hotta, Junji [in Japanese] (2005b) [interview conducted in February 2004]. "Shigeru Watanabe". Gainax Interviews. Tokyo: Kodansha. ISBN 4-06-364643-2.
  • Hotta 2005b, pp. 426–27 Hotta, Junji [in Japanese] (2005b) [interview conducted in February 2004]. "Shigeru Watanabe". Gainax Interviews. Tokyo: Kodansha. ISBN 4-06-364643-2.
  • Studio Hard 1987, p. 85 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • Studio Hard 1987, pp. 50, 52 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「 渡米中に加筆、修整を加えたシナリオをたずさえて......。」Studio Hard 1987, p. 52 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「 スペースシャトル打ち上げの見学である。『感想は、すさまじい光と音。これにつきます』と山賀は語る。」Studio Hard 1987, p. 52 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「 先日、ガイナックスのスタジオの 一室で、完成したオール•ラッシュのフィルムをスタッフと一緒に見ることができました。。。ところが、60年代 末から、アメリカン•ニューシネマとよばれる作家と作品が登場して、『俺たちに明日はない』『明日に向か って撃て』と、ロケーション中心のより生身の人間に近づいたリアルなキャラ設計で、アメリカ映画のムードを一変させてしまったのです。そして、「オネアミスの翼」に同じ肌あいのなにかを感じるのです。。。人間的な動きと生の表情、タイミ ングをめざして、まさに自分たちの リズム感とことばで、アニメ作品を 作ろうとしているのです。」Ikeda 1986, p. 38 Ikeda, Noriaki [in Japanese] (December 1986). "Ikeda Noriaki no Ōritsu Uchūgun REPORT 2: Kibun wa amerikan nyuu shinema ukabiagaru gendai no rizumu kan [Noriaki Ikeda's Royal Space Force Report 2: The Mood is American New Hollywood, With a Modern Sense of Rhythm]". Animage. Tokyo: Tokuma Shoten.
  • 「 『オネアミスの翼/王立宇宙軍』を見て、そのダイアローグ(セリフ)にびっくりしてしまった。ここまでセリフに気を使い、繊細なニュアンスをこめたオリジナル作品は、ひさびさではないだろうか。特に王立宇宙軍の各キャラクターのセリフは、ストーリーから離れて自由な伸びやかさを持たせており、 昨今 〝テーマを声高に叫ぶアニメ〞 を見なれていたので、実に新鮮で、 等身大の人間を実感させてくれた。ロケットが組み立てを開始すると音楽をかぶせて、セリフを聞かせずグノッム博士がドムロットやチャリチャンミにうれしげに語りかけたり、 マジャホが技術者にエンジンの前でどなっていたり、〝セリフのないセリフ•シーン〞という演出。セリフを使わないセリフもあるんだというそのセンスに感激してしまうのデス。」Ikeda 1987, p. 24 Ikeda, Noriaki [in Japanese] (April 1987). "Ikeda Noriaki no Ōritsu Uchūgun REPORT 6: Daiarōgu de miyou kyarakutā• dorama no miryoku [Noriaki Ikeda's Royal Space Force Report 6: See the Characters in the Dialogue • The Charm of the Drama]". Animage. Tokyo: Tokuma Shoten.
  • 「『何か、そういう風に考えると、とにかく全部入れて、全部認めちゃったらどあうなるかみたいな、それで得られる解放感のようなものを僕自身が味わいたいというのがかなりあったんです。』『でも最終的にこの映画はあらゆる局面において、人間を肯定するものだから。。。』」Daitoku 1987c, p. 22 Daitoku, Tetsuo [in Japanese], ed. (July 1987c). "Oneamisu no Tsubasa Ōritsu Uchūgun Main Staff Zadankai [The Wings of Honneamise: Royal Space Force—Main Staff Roundtable Discussion]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『 「オネアミス」のキャラというのは、いわゆるアニメっぽくないしシロツグにしてもリイクニにしてもカッコイイ主人公、かわいい女の子という風に作られてないわけですが、その点での反応は?』」Daitoku 1987c, p. 20 Daitoku, Tetsuo [in Japanese], ed. (July 1987c). "Oneamisu no Tsubasa Ōritsu Uchūgun Main Staff Zadankai [The Wings of Honneamise: Royal Space Force—Main Staff Roundtable Discussion]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『まず、オネアミスという異世界を形成するための根元的なキー•ワードをお教え願えますか?』『う—ん (しばらく考えて)、記号的であるか、ないか、という事で分けてい きました。例えば、〝コップ〞という物を表現しろと言われたら、すぐによくある〝円筒のような物〞を簡単に描いてしまいますよね。それは避けようと。 〝コップ〞であるなら、〝水を入れるもの〞 〝水が入ってると冷たい、汗をかく〞 みたいな、触れた時、見た時の印象や実感を組み合わせてデザインしていく、 という事を心掛けました。』」Studio Hard 1987, p. 34 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「『 それに合わせて言えば、うちはワキ役メカに撤して、主役メカなんていらないよって感じで作っちゃったところがありますから、主役メカってひとつもないんですよね。あのロケットでさえ主役メカではないんです。』」Daitoku 1987c, p. 20 Daitoku, Tetsuo [in Japanese], ed. (July 1987c). "Oneamisu no Tsubasa Ōritsu Uchūgun Main Staff Zadankai [The Wings of Honneamise: Royal Space Force—Main Staff Roundtable Discussion]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「作業は進み、昭和60年末となった。しかし、バンダイが「王立」を正式に劇場用映画として始動させるかどうかの最終決定はまだでない。そのころバンダイでは、「王立」を成功させようとする人々が一丸となって配給会社捜し、最終検討を行っていた。ともかくも、製作作業を停めるわけにはいかない。」Studio Hard 1987, p. 52 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「 絵コンテの方はかなり遅れていたが、幸いCパートの部分がほぼ完全で、作画もCパートから突人。最も最初にとりかかったのは、ニュースフィルムのシーン。。。作画をCパートから始めた理由は、絵コンテとの兼ねあいだけでない。まずCパートは地味なシーンが多く、地味であるが故に的確な作画と緻密な演技力が必要とされる。そのため比較的スケジュールの楽なうちにやっておこうと考えたためだ。」Studio Hard 1987, p. 52 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「。。。ただやっぱり、『王立』の仕事を断るアニメーターもいましたね。 打ち合わせまでしたのに、辞めていった人もいた。あの作品では、ものすごくアニメ―夕―に対する依存率の高いつくり方をしていましたから。作画打ち合わせのときに上がっているコンテといえば、象形文字みたいな、マルにチョン程度のもの。人物が何人フレームのなかにいるか、カメラサイズはどのくらいか、どこからどこまでがセリフなのか、とかその程度のことしか書いていない。だから打ち合わせの現場で、俺らが体で演じて画を伝えていくしかないんですよ。通常のように『この画を描きなさい』と依頼するのではなく、アニメーターのみなさんに『この場面の芝居を考えてください』というところから始まって、カメラのアングルまで打ち合わせしていく。すごく面白かったんですけど、最初の私のように、ついていけなくて引いちゃう人もいたんです。」Hotta 2005c, pp. 253–254 Hotta, Junji [in Japanese] (2005c) [interview conducted in November 2004]. "Shinji Higuchi". Gainax Interviews. Tokyo: Kodansha. ISBN 4-06-364643-2.
  • 「 一方山賀は、上がってきた原画、設定、背景に目を通し、自分のイメージとは違うとリテイクを出し、〝自分の頭の中のイメージ〞に少しでも近い画面をあくまで追求する。作画スタッフも、山賀の意図を理理解しようと務め、また自分のイメージも引き出してくる。ガイナックスでは連日のごとく、山賀対作画スタッフ──ひいては作者対作家の意見の交換が繰り返されていた。」Studio Hard 1987, p. 54 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • 「 さらに全体がモザイク状になっているのは、螢光灯のカバーに使われているギザギザ入リのアクリル板を使ったため。そのカバーをセルの上におき、動かしているので、少し受像状態が良くないテレビ画面らしく見えるのだ。」Studio Hard 1987, p. 68 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • Studio Hard 1987, p. 54 Studio Hard [in Japanese], ed. (1987). Oneamisu no Tsubasa: Ōritsu Uchūgun Completed File. Tokyo: Bandai. ISBN 4-89189-377-X.
  • Motion Picture Producers Association of Japan 2005a Motion Picture Producers Association of Japan [in Japanese], ed. (May 7, 2005a). "Kako haikyū shūnyū jōi sakuhin (Haikyū shūnyū 10 oku-en ijō bangumi) 1986-nen (1 tsuki~12 tsuki) [Top-Grossing Past Works By Distribution Income (Programs with distribution earnings of 1 billion yen or more) (January-December) 1986]". Motion Picture Producers Association of Japan. Archived from the original on May 23, 2019. Retrieved October 4, 2019.
  • 「だから最初は三億六〇〇〇万円と言っていたんですが、音楽を坂本龍一に頼んだら、特別予算四〇〇〇万円必要になっちゃったんですよ。」Takekuma 1998, p. 176 Takekuma, Kentaro (March 1998). "Gainax Fūunroku Yamaga Hiroyuki Intabyū [Gainax: The Turbulent Times—Hiroyuki Yamaga Interview]". Quick Japan. Vol. 18. Tokyo: Ohta Publishing. 
  • 「5 面(標準ディスク)の残りの部分と、6面(長時間ディスク)の全面はBGM集になっており、画面はBGMの場面にあったイメージボードを多数収録するというかたちになっている。」Takeda 1990, p. 39 Takeda, Mikio, ed. (November 1990). "Oneamisu no Tsubasa de wa nai Ōritsu Uchūgun—Watanabe Shigeru purodeyūsā no kodawari LD [Royal Space Force, not The Wings of Honneamise—Producer Shigeru Watanabe's Committed-to-perfection LD]". Animage. Tokyo: Tokuma Shoten. p. 39.
  • 「『アニメ映画の音楽に携わったことについては、「今から35年前に担当したことがあるんですが、あまり気に入っていないんです(そのため題名も言えないらしい)。』」Hosoki 2018 Hosoki, Nobuhiro (May 5, 2018). "Sakamoto Ryūichi, Takahata Isao kantoku kara ofā & kaiko sa rete ita! 'Boku no ongaku ga shiriasu sugite…' [Director Isao Takahata Made Ryuichi Sakamoto an Offer, and Then Fired Him! "My Music Was Too Serious…"]". Tokyo: Cinema Today Co., Ltd. Retrieved May 4, 2021.
  • 「今から、2年前ぐらいのことだったそうだ。編集部にゼネプロの岡田氏から電話がかかってきた。それによると、劇場用映画を作るということである。」Daitoku 1987b, p. 27 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • Miyano 1986a, p. 53 Miyano, Koki, ed. (October 1986a). "Ōritsu Uchūgun~Riikuni no Tsubasa". The Anime. Tokyo: Kindaieigasha.
  • Miyano 1986b, p. 57 Miyano, Koki, ed. (November 1986b). "Oneamisu no Tsubasa~Ōritsu Uchūgun". The Anime. Tokyo: Kindaieigasha.
  • Miyano 1986c, p. 57 Miyano, Koki, ed. (December 1986c). "Oneamisu no Tsubasa~Ōritsu Uchūgun". The Anime. Tokyo: Kindaieigasha.
  • 「昭和62年元旦、事態は急に回転し始めた。この時、初の広告が新聞にの載ったのである。しかも四色印刷である。。。「TVや新聞でもしっかり告知されている。その上、いろんな雑誌が取り上げてくれている。。。」Daitoku 1987b, p. 27 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「70を越える雑誌メディア」Daitoku 1987b, p. 31 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『熱愛──ふたりだけの秘密。シロツグとリイクニの愛が始まった。2人は彼らだけがマインド•コミュニケーションというテレパシーを使得ることを発見。リイクニの愛の思想とシロツグの平和への夢が結ばれ、シンボル•タワーが光を帯びて輝き始めた。』」Daitoku 1987b, p. 26 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『あなたの知ってる!?オネアミス 君は愛の奇跡を見たか!?。。。ロケットは無事発射できるのか、シロツグは生きて戻ってこれるのか、そしてオネアミスの歴史を変えてしまうような 〝愛の奇跡〞 とは!?』」Daitoku 1987b, pp. 25, 26 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • Daitoku 1987b, p. 31 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • Daitoku 1987b, p. 30 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (July 1987b). "Oneamisu no Tsubasa Kōkoku Uchūgun [The Wings of Honneamise: Advertising Space Force]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『3月14日公開作品と春休み映画の中では2番目ですから、健闘したと言えますね。一番長い劇場で7週かかりまして、最近、この手の映画は長くて4週、「ラピュタ」でも5週でしたから、長くかかった方でしょうね。』」Daitoku 1987c, p. 20 Daitoku, Tetsuo [in Japanese], ed. (July 1987c). "Oneamisu no Tsubasa Ōritsu Uchūgun Main Staff Zadankai [The Wings of Honneamise: Royal Space Force—Main Staff Roundtable Discussion]". OUT. Tokyo: Minori Shobo.
  • 「『王立』のときはまず作品をつくることが優先事項で、それどころではなかった。もちろん周囲には『権利はどうすんねん、確保しとけ』と言ってくれる人もいましたけど、あのときは『今は作品ができることが大事。そういうことを主張するよりも作品の完成度を上げることに集中しよう』と、最初に申し合わせていたんです。だから『王立』の著作権は契約上、100%バンダイビジュアルにあります。もちろん法律上は監督した山賀には監督権というものがあります。またバンダイビジュアルも配慮してくれて、クレジットの表記にガイナックスも入れてくれていますし、お金も入ってきます。しかし契約上は、『ウチのモノ』ではないんですよ。」Hotta 2005a, p. 36 Hotta, Junji [in Japanese] (2005a) [interview conducted in April 2003]. "Yasuhiro Takeda". Gainax Interviews. Tokyo: Kodansha. ISBN 4-06-364643-2.
  • 「アニメ映画 。。。それこそ脱•地球の興奮と解放感を観客に与えたのはもう大分以前のことだ。アニメ界の新人類ともいえる『オネアミスの翼』の若手スタッフたちが何を意図して、それほど手垢のついた題材を、あえて、それもアニメーションで描こうとしたのか? 。。。地球全体を眺め得る地点から人類の歴史と文明を、もう一度相対化してみる必要があるのではないか。『オネアミスの翼』という作品にはそうしたモチーフが根底にある 。。。なぜあそこまで異世界の創出にこだれるかということも。。。アニメーションという表現媒体の性格をフルに活用して。。。実は文明そのものを一旦相対化し解体した上で再構成しようという意志の表れなのだ 。。。かっこいいメカやロボット、魅力的なキャラクターが登場し、宇宙を漂流しながら物語が展開していくという話は、ある意味では映画『マクロス』で一つの頂点に到達してしまっている。『マクロス』の先を進むことよりも、もう一度より地球に物語を引きつけた形で別の世界を創出するこどの方が、アニメ映画の新しい地平がひらけるのではないかという目論見はこの映画の創り手たちにあったと思うのである。」Daitoku 1987a, pp. 80–81 Daitoku, Tetsuo [in Japanese] (March 1987a). "Isekai no Don Quixote wa datsu chikyū no yumewomiru ka? [The Don Quixote of Another World: Does He Dream of Going Beyond the Earth?]". Kinema Junpo. No. 956. Tokyo: Kinema Junpo Sha Co., Ltd.
  • 「閉塞感は『トップ』の段階からあったんです。うち(GAINAX)で最初にやった『オネアミスの翼―王立宇宙軍』。。。が失敗した時、僕は打ちのめされました。。。じゃあ“要するにロボットが出て半裸の姉ちゃんが宇宙に行けばいいんだね”とアイロニーで作ったのが『トップ』でした。」Matsuyama 1996, p. 94 Matsuyama, Shinya, ed. (October 1996). "Anno Hideaki Intabyuu: 'Shinseiki Evangelion' [Hideaki Anno Interview: Neon Genesis Evangelion]". Studio Voice. No. 250. Tokyo: Infas Publications.
  • Morikawa, Murakami & Okada 2005, p. 165 Morikawa, Kaichiro [in Japanese]; Murakami, Takashi; Okada, Toshio (2005). "Otaku Talk". Little Boy: The Arts of Japan's Exploding Subculture (Bilingual text in English and Japanese). New Haven: Yale University Press. ISBN 978-0300102857.

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