連邦最高裁が最初に州法に対する違憲審査権があることを示してこれを無効としたのは、1810年のフレッチャー対ペック事件判決 (en:Fletcher v. Peck, 10 U.S. 87 (1810)) であった。丸山 (1990: 32)。
州裁判所の判決に対する連邦最高裁の上訴管轄権は、1789年裁判所法25条によって設けられたものであるが、バージニア州最高裁は、州に係属した事件については連邦最高裁の上訴管轄権は及ばないとして、連邦最高裁の判断に従わなかった。これに対し、連邦最高裁は、1816年の判決で、州の事件についても連邦最高裁の上訴管轄権は及び、裁判所法25条は合憲であると宣言した。Martin v. Hunter's Lessee, 14 U.S. 304 (1816)。刑事事件についてCohens v. Virginia, 19 U.S. 264 (1821)。参照:丸山 (1990: 32)。
連邦議会は、もともと倒産裁判所を合衆国憲法1条の権限に基づいて設立する独立の裁判所として構成していたが(1978年法)、1982年の連邦最高裁判決 (Northern Pipeline Constr. Co. v. Marathon Pipeline Co., 458 U.S. 50 (1982)) で権力分立原則との抵触が指摘され、倒産裁判所を憲法3条裁判所である地方裁判所の一部門とするとの立法措置がとられた(1984年法)。Epstein (2007: 33-35)。