国防総省の「Office of Net Assessment」には、「総合評価局」「相対評価局」「ネットアセスメント局」などさまざまな訳語が充てられている。たとえば、秋田浩之の「米戦略を動かす伝説の老軍師(上)――アンドリュー・マーシャルの素顔」(『外交』19巻、外務省、2013年5月、68-71頁)では「相対評価局」と表記しているが、同じく秋田浩之の「伝説の戦略家が去る」(『日本経済新聞』46249号、14版、日本経済新聞社、2014年11月16日、2面)では「ネットアセスメント局」と表記している。当記事では「総合評価局」と表記した。