池田祥英「ガブリエル・タルドの社会学理論 -模倣論とその応用-」博士論文32689乙第3999号、早稲田大学、2013年、NAID500000925414、2021年3月5日閲覧“彼は…著作はすべて「ガブリエル・タルド」という名で発表しているので...基本的にはこの名前を用いるべきであり、実際多くの場合においてこの名前が用いられている。しかし、彼の息子たちが1909年に編纂した伝記においては、「ジャン=ガブリエル・タルドは…」…と記載されており、おそらく戸籍上の名前はこちらだったと考えられる。しかも、タルド家は貴族の家系であり、1789年のフランス革命以前には「ド・タルド」 (de Tarde) を名乗っていた。…たとえば1895年にフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエ章を受章したときの証書においては、「司法省局長ジャン=ガブリエル・ド・タルド」と記載されている”