Compare:Ayad, Mariam F. (2 June 2009). “Rites and rituals: The sistrum, the menat-necklace and objects sacred to Hathor”. God's Wife, God's Servant: The God's Wife of Amun (ca.740–525 BC). Abingdon: Routledge. p. 37. ISBN9781134127931. https://books.google.com/books?id=Q8OVvzCDyNUC21 April 2023閲覧. "ナオス型と輪型の2種類のシストラムの違いは完全に形に基づいている。…2つを区別するのは上部の形状と構成である。輪型のシストラムはおおむね3本の水平の棒が取り付けられたアーチ状の針金で出来ていた。ナオス型は上部構造が神殿の聖域、つまりナオスの形をしていたため、そのように呼ばれる。…古代エジプト語ではシストラムを呼称するのに「セケム(sekhem)」、「セシェシェト(sesheshe)」、そして「イブ(ib)」という3つの単語が使われた。…Reynders による最近の研究によれば、古代エジプト語の「セシェシェト」は常にシストラムを演奏する場面に付随した説明する文章で用いられた事が示されている。この見解によりReyndersは「セシェシェト」という語はシストラムから発せられる音を指す一方、「セケム」が用いられるのはシストラムを特に女神ハトホルの化身あるいは顕現とする場合であると結論づけている。"