JANAC(英語版)の認定では、「富士丸」は「シャード」と「グレイバック」の共同戦果となっているが(#Roscoe p.564)、「シャード」は「賀茂丸」攻撃後は爆雷攻撃からの退避行動をとっており、以降の攻撃の機会はなかった(#SS-235, USS SHADp.132)。「シャード」と「グレイバック」の攻撃記録および日本側の記録を素直に信用するならば、「富士丸」撃沈は「グレイバック」の単独戦果に帰する事となる。なお、当初は「賀茂丸」は撃沈とされ、こちらが「シャード」と「グレイバック」の共同戦果となっていた(#SS-235, USS SHADpp.154-155, p.163)。