タウンゼントは友人のマイク・マッキナニーから受け取った、Charles Purdom著のThe God-Man: The Life, Journeys & Work of Meher Baba with an Interpretation of His Silence & Spiritual Teachingを読んで感銘を受けて、ババの熱心な信奉者になった。彼はマッキナニーやスモール・フェイセスのロニー・レーンらとババに捧げるアルバムを数作制作し、それらに収録された曲を編集してアルバム『フー・ケイム・ファースト』(1972年)を発表した。
原題"Tommy as performed by the London Symphony Orchestra and English Chamber Choir with Guest Soloists"が示すように、ロンドン交響楽団とイギリス室内合唱団のアルバムで、タウンゼント達は客演者として独唱した。マーキュリー・レコードのヨーロッパ事業責任者でタウンゼントに企画を提案したルー・ライズナーがプロデュース、ウィル・マローンが編曲を担当し、デヴィッド・ミ―シャムがロンドン交響楽団を指揮した。