1820年から始まるキリスト教化の一方で、キリスト教の教えに矛盾するハワイ固有の文化や伝承を消滅させてしまうのは惜しいと考えた研究者らの手によりクムリポは欧米人たちによって古くから英訳の試みがなされていた[10]。1823年にA Narrative of a tour through Hawaii in 1823という現地人から聞き取ったハワイの神話や伝説を盛込んだ旅行記を出版したウィリアム・エリスを始めとして、1940年のマルサ・ウォーレンによるハワイ神話の集大成 Hawaiian Mythology など、多数の史料が出されている[11]。