第81戦術戦闘航空団は、冷戦終結に伴う欧州駐留米軍の再編・削減に伴い1993年7月1日付で解散され、アメリカ本国に戻されている。なお、第81航空団の名義自体は存続しており、解散した1993年7月1日付で即日再編成され、今度は「第81訓練航空団」(81st Training Wing)としてミシシッピ州キースラー空軍基地に駐屯している。
第78戦術戦闘飛行隊は、上級部隊である第81戦術戦闘航空団の解散・本国帰還に先立ち1992年5月1日付で解散されているが、1993年12月22日付で「第78戦闘飛行隊」(78th Fighter Squadron)としてサウスカロライナ州・ショー空軍基地にて再編成され、今度はA-10に代わりF-16戦闘機を運用機としてコソヴォやイラクでの作戦に参加した。その後2003年6月30日付で再び解散されたのち、2006年4月19日付で今度はネバダ州ネリス空軍基地を拠点に、今度は有人機に代わり無人機(MQ-1 プレデター)を運用機とする「第78偵察飛行隊」(78th Reconnaissance Squadron)として再々編成された。その後は、2007年のMQ-9 リーパーへの運用機種変更や翌2008年に実施されたネバダ州・クリーチ空軍基地への移転、さらには2010年7月の「第78攻撃飛行隊」(78th Attack Squadron)への改組などを経て現在に至っている(参照:第78攻撃飛行隊のファクト・シートArchived 2013年2月19日, at the Wayback Machine.)。