二枚銀 (Japanese Wikipedia)

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  • 雑誌『近代将棋』2006年4月号連載「甦る江戸将棋」東公平著 第18回「看壽の四枚落ちと美濃囲い」の「美濃囲いのルーツ」の章に、最も古い美濃囲いの棋譜と名称について、下記の記述がある。

    宝永4年(1707年)刊の『象戯綱目』は、赤縣敦庵氏撰、第1巻「隊伍」(駒組の意)に、平手四間飛車定跡として、次のように美濃囲いの隊伍が示されている。この後手の馬(駒)くみを箕の手という人あり。本真甫将棋に見えるなり。 箕は当て字だろう。別の古棋書(書名失念)に「美濃の音通和尚がよく用いたので美濃囲いという」とあったが、音通和尚はいつごろの人か不明。 『近代将棋考鑑』=享保2年刊に、「後手の駒立はみのかこいというなり。松本入道紹尊(美濃の人)きわめてこの駒立を好むにより…」とある。

    岐阜県図書館レファレンス事例詳細 2008年11月14日 岐県図-1032 質問「将棋の戦法「美濃囲い」の由来は何か。」)