Analysis of information sources in references of the Wikipedia article "二枚銀" in Japanese language version.
(岐阜県図書館レファレンス事例詳細 2008年11月14日 岐県図-1032 質問「将棋の戦法「美濃囲い」の由来は何か。」)宝永4年(1707年)刊の『象戯綱目』は、赤縣敦庵氏撰、第1巻「隊伍」(駒組の意)に、平手四間飛車定跡として、次のように美濃囲いの隊伍が示されている。この後手の馬(駒)くみを箕の手という人あり。本真甫将棋に見えるなり。 箕は当て字だろう。別の古棋書(書名失念)に「美濃の音通和尚がよく用いたので美濃囲いという」とあったが、音通和尚はいつごろの人か不明。 『近代将棋考鑑』=享保2年刊に、「後手の駒立はみのかこいというなり。松本入道紹尊(美濃の人)きわめてこの駒立を好むにより…」とある。