十句観音経 (Japanese Wikipedia)

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白隠慧鶴『延命十句観音経霊験記』は「念念」を「念々」につくる。（明治28年経世書院刊末尾掲載の経文）
『太平御覧』は「念仏不離心」につくる。[1]
『延命十句観音経講話』同愛叢書；第6輯正信同愛会 1932年デジタル化画像コンテンツ p.1
王玄謨の説話の末尾に「玄謨が死刑を宥免しき。貴ぶべし、是尽く此経文の霊験なる事を。これより此経を延命十句経となづく。」／原田祖岳校注『延命十句観音経霊験記 2版』大蔵出版 1979.4. 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化画像コンテンツ p.20
「此経は忝なくも寛文葵卯の頃かとよ、人王百十二代霊元院法王様、院宣有って、比叡山霊空律師に命じ、いかにも功徳深からんず経を選び出し、上覧に備え候へと御勅使有しかば、霊空承り、深く大藏に入って精しく尋ね探て、此経を撰び書して以て進献す。則今の延命十句経これなり。」原田祖岳校注『延命十句観音経霊験記』2版大蔵出版株式会社 1979年デジタル化画像コンテンツ p.11