許蘭雪軒 (Japanese Wikipedia)

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  • 則天武后の息子李賢が、兄の李弘に続いて、母からの毒殺を恐れて作ったと伝えられる歌。「黄台瓜辞」とも言い、『旧唐書巻116に収録されている。内容は、
    種瓜黄臺下,瓜熟子離離。一摘使瓜好,再摘令瓜稀,三摘猶尚可,四摘抱蔓歸。
    (瓜を種(う)う 黄台の下、瓜 熟して 子 離離たり。一たび摘むのみならば瓜をして好(よ)からしむるに、再び摘まば瓜をして稀ならしめ、三たび摘まば猶尚(なおなお)可なるも、四たび摘まば蔓を抱きて帰らん。)
    訳「黄台の下に瓜を植えて、瓜が熟する頃には実がどっさり。1度取るだけなら瓜には良いが、2度取ったら瓜は減り、3度取った時はそれでも大丈夫だったのだが、4度取ったらだけ残った。」

    李賢『旧唐書』巻116より)

    というものである。たくさん子どもがいるからと言って、殺して心は痛まないのかという非難を込めたものである。この許蘭雪軒の「哭子」では、この「黄台詞」というキーワードが、まだまだ子どもが生まれるからと言って、死んだ子どもたちはかけがえのない存在だったという意味で用いられている。