Analysis of information sources in references of the Wikipedia article "ジェンダーフリー" in Japanese language version.
日教組の平和学習冊子編集委員会編の「総合学習の時間に生かす『これが平和学習だ』」という冊子には、女男平等を目指す学校改革の取組みの中で、1 女男混合名簿の実践、2 各教科の女男平等教育、3女男という線引き、区別の意識的な排除、4 女男別統計の排除、5 学校内で仕事や役割を女男別で分けない、6 性別役割分業やジェンダーを植えつける隠れたカリキュラムに気づき、意識的に女男平等教育のための教材を設定する、以上のようなことが示されております。今、何人かの笑い声が聞こえましたけれども、まさに「女男」という、私たちとっては異常な書き方をしているわけですけれども、こうした日教組の方針が、現在着々と教育現場で拡大解釈されながら浸透していると、こう私は考えている一人でございます。
それから、お母さんたちが、運動会で「慎吾ママのおはロック」のCDをかけて一緒にダンスをしたいと言ったらば、お母さんが朝御飯をつくるというフレーズがジェンダーフリーに反するからだめだと言われて、歌詞をなくしてカラオケだけでやった。
現在、トヨタ、JR西日本等の財界の出資による「全寮制男子校」設置の構想があるが、国家政策として男女共同参画が課題となっているいま、性別に特化した学校設立には、時代錯誤という印象を禁じ得ない。教育は、両性の平等を基礎とすべきであり、教育分野の規制緩和により、「両性の平等」「男女共同参画社会の実現」が損なわれてはならないと考える立場から質問するものである。1 今後、性別に特化した学校を設立することは、「男女共同参画」と矛盾するのではないか。
学校における男女の共学については、教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)第五条の規定により、教育上尊重されるべきものであるが、これは、すべての学校における男女の共学を一律に強制する趣旨のものではなく、個々の学校において男女共学とするか男女別学とするかについては、地域の実情、学校の特色等に応じて設置者等において適切に判断されるべきものであると考えている。