明治天皇が愛用した散弾銃は、ドライゼ銃で知られるヨハン・ニコラウス・フォン・ドライゼと、その息子フランツ・フォン・ドライゼにより創業されたドライゼ武器工場(Waffenfabrik von Dreyse、1901年にラインメタルに吸収合併)製の12番有鶏頭サイドロック水平二連で、後の陸軍元帥である大山巌により欧州留学の際に発注され、帰国の折に献上されたものであった。なおドライゼ武器工場では銃身が水平方向に開閉する独特な元折散弾銃も手掛けていたが、明治天皇の散弾銃は一般的な上下開閉型の元折式である。