グレリングとネルソンは1908年の出版で、以下の定義を用いた。"φ(M)をMの概念を定義する単語とする。この単語はMの要素であるかそうではないかのいずれかとなる。前者においてこの単語を'自己整合的'とし、後者において'自己矛盾的'とする。"(Peckhaus 1995, p. 269).
初期の段階のグレリングのパラドックスが1907年5月28日のen:Gerhard Hessenberg宛のネルソンの手紙で表されており、"自己矛盾語"という単語はまだ用いられておらず、"自己整合語"は"それ自体によって表される概念に適合する単語"と定義されている。(Peckhaus 1995, p. 277)